RGBカラーとCMYKカラーの違い
RGBカラーはいわゆる「光の三原色」で、パソコンやテレビなどのモニター上で再現されている色は全てRGBカラーになります。対してCMYKカラーは「色の三原色(+黒)」となります。3つの円が重なった色は黒く見えますが、印刷物の場合は3色だけだと色の深みに欠けるので、黒色を加えた4色で再現しています。
一般的な紙媒体の印刷と違いインクジェット出力では色の再現性に関しましては非常に難しいものがあります。
とりわけ中国工場での印刷に関しましては、厳密な色の再現性や色調整については非常に困難です。
企業等のロゴマークや写真・イラスト等の色味をできるだけ正確に印刷することを希望される方につきましては、国内出力をお勧めいたします。
上海での印刷をご希望の場合、印刷の色味に関しましては保証出来ない場合もございますので予めご了承下さい。
【国内での印刷】
インクジェット出力なので多少鮮やかな印象もありますが、自然な色味に仕上がっています。印刷物などの色見本があればより一層細かな色調整も可能です。
【中国工場での印刷】
全体的に赤みや青みが強くなることがあります。厳密な色の再現をご希望の場合には国内出力をお勧めします。
RGBカラーはいわゆる「光の三原色」で、パソコンやテレビなどのモニター上で再現されている色は全てRGBカラーになります。対してCMYKカラーは「色の三原色(+黒)」となります。3つの円が重なった色は黒く見えますが、印刷物の場合は3色だけだと色の深みに欠けるので、黒色を加えた4色で再現しています。
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【RGBカラー(光の三原色)】 |
【CMYKカラー(色の三原色+黒)】 |
CMYKカラーで表現できる色はRGBカラーに対して少ないので、色調整が必要となります。色調整をせずにCMYKカラーに自動変換したままだと色が全体的にくすんだ印象になるので、CMYKカラーの範囲内でRGBカラーの時の印象に近づけるように調整をします。
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【元画像】 全体的に鮮やかな印象 |
【CMYKカラー自動変換】 全体的にくすんだ暗い印象 |
【色調整後】 色調補正により自然な印象に |
ちなみにデジタルカメラで撮影した写真をインクジェットプリンターで印刷する場合は、写真データの色調整をしなくてもプリンター側で色を補正して写真の色を再現しているわけです。
他社によってはRGBカラーのデータを受け付けているところもありますが、当サイトではCMYKカラーでの印刷となっておりますので、ご了承のほどお願いいたします。
印刷物のデータ制作には、Adobe IllustratorとAdobe Photoshopが一般的に使用されています。
Word、Excel、Powerpointなどで制作したデータを利用して印刷して欲しいというお問い合わせをいただくことがありますが、Office系のソフトではCMYKカラーの範囲内の色調整ができません。基本的に文書やプレゼン用のデータを制作するソフトなので、プリントアウトするだけでしたら問題ありませんが当サービスの印刷用には適していません。
但し、Office系データの変換は承っております。別途費用がかかりますが、詳しくはこちらをご確認ください。
色味の確認に関しては、以下の方法があります。
企業様やブランドのロゴマークにはDICやPantoneの色番号で特色の指定をしていることが多いため、色番号を指定いただければ印刷物をお送りいただかなくても色の基準として確認することができます。
RGBやCMYKの数値だけですと、お使いのパソコンやプリンターの設定によって画面上の色やプリントの色に誤差が生じてしまいます。
ご希望の色が印刷されている印刷物がございましたら、弊社までお送りください。印刷物の色に合わせて近づけるようにいたします。この場合、5〜7営業日での納品ができない場合がありますのでご注意ください。
色の再現性を重視されるお客様は、納期ギリギリではなく前もってのご注文および見本のご発送をお願いいたします。
なお、基本的に印刷はCMYKカラーでの出力となりますので、見本となる印刷物をお送りいただいても蛍光色やゴールドなど光沢感のある特色に関しては再現が困難なため、ご希望に添えない場合もございます。