記者会見・デザインバックパネルで使用するメディア(生地)は、屋内用でご利用いただく「布素材」と屋外用でご利用いただく「ビニール系素材」の2種類に分類されます。基本的に布素材は軽くて持ち運びやすいので屋内用に使用いたします。ビニール系素材は丈夫で耐候性も高いので屋外で使用いたします。また種類に応じて印刷方法や発色性、保管方法なども異なります。
メディアの種類
屋内用 SD・DXシリーズ用
トロマット
ポリエステル製の厚手の布で、軽くて扱いやすい生地です。
柔らかい質感で高い耐水性を有しています。裏側への透けが少なく、鮮やかな発色に優れております。
公益財団法人 日本防炎協会の品質管理基準を満たした「防炎製品」の認定品となります。



※安心・安全の性能 防炎製品を推奨
展示会場、商業施設、地下街や公共施設では、消防庁等の「指導」により防炎製品の使用が求められています。
厳しい防炎性能試験をクリアしたメディアを推奨しています。
防炎製品には印刷したメディアに防炎シールがついています。
※防炎製品設置の必要性の有無は地元消防署へご確認ください。

保管方法
プリント面を内側にして折りたたみ、直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管してください。
保管中に折りしわが付いてしまった場合は、低温のスチームアイロンで当て布をして、しわをお取りください。
ポリエステル
ポリエステル製の中厚手の布です。
白生地の光沢感がある素材で、生地に艶があり印刷の色が鮮やかに出ます。丈夫で耐久性があります。


保管方法
プリント面を内側にして折りたたみ、直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管してください。
保管中に折りしわが付いてしまった場合は、低温のスチームアイロンで当て布をして、しわをお取りください。
屋外用ODシリーズ用
遮光ターポリン
ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール系素材で、耐久性に優れたテント生地です。丈夫で耐侯性抜群の素材ですので、長期屋外掲示用に適しています。
光を遮るよう、中に特殊な繊維を挟んであり、どのような印刷をしてもインクが裏に抜けてしまうことはありません。発色に優れ、両面印刷しても裏写りしない生地です。


保管方法
インクがメディアの上に乗る形の印刷方式なので、折りたたむと表面のインクが剥がれる可能性があります。
保管の際はプリント面を内側にして丸めて直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管してください。
メッシュターポリン
ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール系素材です。
全面に小さい風通し穴のあるターポリンで、強い風により幕が裂けないように工夫されています。ターポリンよりも軽量で扱いやすい素材です。
少し離れると穴は見えなくなり、デザインが鮮明に見えます。


保管方法
インクがメディアの上に乗る形の印刷方式なので、折りたたむと表面のインクが剥がれる可能性があります。
保管の際はプリント面を内側にして丸めて直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管してください。
印刷方法
昇華転写プリントトロマットポリエステル
鮮やかな発色で、染めることによって生地目をふさぐことがなく、通気性・耐久性・耐候性に優れています。


仕組み
UVインクジェットプリント遮光ターポリン メッシュターポリン

仕組み
メディア・印刷方法ごとの色の違い

トロマット(昇華転写プリント)

ポリエステル(昇華転写プリント)

遮光ターポリン(UVインクジェットプリント)

メッシュターポリン(UVインクジェットプリント)